| 2000年08月24日 |
| “その他プラ”の再商品化が難航 |
| 収集量が少なく汚れもひどい点が大きな壁 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
容器包装リサイクル法が本格施行となって間もなく5ヶ月が経過しようとしているが、プラスチック業界筋によると、PETボトル以外の容器包装材、すなわち“その他プラスチック”と称される種類のプラスチック製容器包装の再商品化が大きな壁に突き当たっている。 これは、市町村による分別収集量が当初の予想を大きく下回っていること、収集品の汚れがひどいこと、異物が混じったままで収集されるケースが多いこと--等の事情によるものという。厚生省や通産省など関係省庁は、今年4月1日以降の初年度における“その他プラスチック”の分別収集量を10万6,000トンと想定、そのうちのかなりの量がマテリアルリサイクル(再商品化)されるとの見方をとっていた。しかし実際には、収集袋の破袋や内容物の分別、さらには圧縮・減容化などの施設を十分に整備しないままスタートした自治体が少なくないこともあって、再商品化事業者に持ち込まれる量が予想を大きく下回っている。また、プラスチック製容器包装の再商品化には、異物の混入や汚れの付着がないことが前提条件となるが、現在持ち込まれているものの中にはそのまま再商品化できる状態のものは少ないとも言われる。 このため、家庭から収集された製品の多くがNKKの高炉の還元材に回されている模様。関係省庁はリサイクルの第1優先順位にマテリアルリサイクルを置いているが、現状から判断して再検討の必要が出てきそうだ。 |