| 2011年09月29日 |
| 8月の塩ビ管生産、2カ月連続の前年割れ |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
塩化ビニル管・継手協会によると、8月の塩ビ管の生産は前年同月比10.5%の減少、出荷は2.5%の減少だった。生産は2カ月連続、出荷は3カ月連続の前年割れとなる。 継手は引き続き生産・出荷とも前年を上回った。 4月からの累計でみると、塩ビ管は生産が122,330トンで前年同期比106.4%、出荷は115,903トンで同105.4%と前年を上回っている。継手も累計生産量は14,550トン(139.6%)、同じく出荷は13,010トン(117.6%)で、前年比プラスとなっている。 業界筋では、「4ー5月は復興需要が見込まれたこともあり、問屋や販売店から注文が相次いだが、その後は落ち着いてしまった。被災地では上下水道など、インフラ関係の工事がこれからどう進むかに注目しています」と、今後の復興事業進展に期待を寄せている。 また、継手の生産、出荷が引き続き高水準となっていることについては、「継手はパイプに比べると、品切れへの対応が難しい。その分、在庫を多めに持たないといけない」事情があるためという。 <塩ビ管・8月の実績> 単位:トン ( )前年同月比% ◇生産 18,530(89.5) ◇出荷 22,213(97.5) ◇在庫 43,685(110.9) <継手・8月の実績> 単位:トン ( )前年同月比% ◇生産 2,051(124.6) ◇出荷 2,513(110.2) ◇在庫 7,758(99.5) |