| 2001年02月13日 |
| IPAアジア市況、550ドル強に軟化 |
| 中国での新増設、一時的な影響か |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
IPA(イソプロピルアルコール)のアジア需給は、昨年末に中国の錦州が2万トン増設し年産4万トン体制としたことから、市場に緩和感が広がっており、スポット市況はCFR・トン550~560ドルと昨年末と比べ50ドル前後軟化している。 IPAのアジア市況は、一昨年始めには500ドル前後に軟化していたが徐々に上昇し、昨年1月には600ドル水準となっていた。しかし春先には580ドルへ軟化、韓国LG化学が夏に増設したものの、9月には再び上昇に転じ600ドル台を回復していた。 IPA需要は、主用途の塗料、インキ向けが堅調に推移する中、高純度洗浄剤向け需要も成長が続いていることから、国内の需給はウエルバランスとなっている。アジア市場においても、錦州後の増設計画はないこともあり、再び需給は締まってくるものと見られており、今回の市況軟化は一時的なものであるとの見方が支配的だ。 なお、国内のIPA価格は、ナフサ、プロピレンなど原料価格の上昇から4回に渡り値上げが行われており、直近では10月にキロ13円幅で打ち出され12月分から浸透している。 |