2011年10月11日
三菱レとダイセル、たばこフィルター用繊維事業で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱レイヨン、ダイセル

三菱レイヨンとダイセルの両社は11日、たばこフィルター用アセテート繊維(トウ)を製造する合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。合弁会社には三菱レイヨンが富山事業所に持つアセテート・トウ事業部門を移管する。ダイセルは合弁会社に35%出資し経営に参画する。来年春の設立を目指す。

アセテート繊維は、木材パルプに含まれる繊維素に酢酸を反応させてつくる「半合成繊維」で、天然繊維の優しい風合いと、合成繊維の機能性を併せ持つ。

たばこ用フィルターは、わが国ではダイセル(網干、大竹両工場)と三菱レイヨン(富山事業所)の両社が生産しているが、需要は、アジア、アフリカ、東欧などのたばこ市場向けを中心に伸張が続いている。このためダイセルで両工場ともフル稼動中で、三菱レイヨンとの提携により「販売量を増やし事業強化を図りたい」としている。

<合弁会社の概要>
(1)合弁会社は、三菱レイヨン社が富山事業所(富山県富山市)内で展開するアセテート・トウ製造事業を分社化し、当該新会社株式の一部をダイセル社に譲渡する方法によって設立する。
(2)出資比率は三菱レイヨン社65%、ダイセル社35%とする。
(3)三菱レイヨン社およびダイセル社は、合弁会社が製造する製品を引取り、それぞれが従来通り個別に販売活動を行う。
(4)ダイセル社は合弁会社の事業遂行に必要な原料フレーク(酢酸セルロース)を供給する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1318309845.pdf