| 2001年02月08日 |
| か性ソーダ国内値上げ、最終局面に |
| 基礎素材として健全な収益確保の理解求める |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
か性ソーダの国内値上げ交渉は、年度末にむけヤマ場を迎えており、メーカー側と紙・パルプなど大手ユーザーとの間でキロあたり5円の値上げ幅をめぐり最終局面となっている。 か性ソーダの国内値上げは、1998年にも打ち出されていたが、遠距離輸送の解消、陥没価格の是正に終わっていた。こうした中、業界全体の収益も、経済産業省の調査によると電解部門全体で1998年度が約100億円の赤字、1999年度が50億円の赤字と合理化効果もあって改善されているものの、今年度については悪化に転じる公算が強く、5年連続の赤字になる公算とされている。 大手か性ソーダメーカーでは、こうした採算悪化から、物流面では遠距離輸送の解消など大幅な合理化を進めてきているものの、原料塩、電力コスト上昇などにより一段と収益悪化が進んでおり、基礎素材としてか性ソーダ事業の存在価値が問われる状況であるとしている。 こうした状況から年度末に向け、一段と価格修正交渉が本格化していくものと見られており、メーカー側では基礎素材として大幅な値上げは望まないとしているものの、安定供給の面から健全な収益は確保したいとして、需要家への理解を求めていく意向だ。 |