2000年08月21日
PETボトルのリサイクルで活発に意見交換
厚生省が「第2回容器包装リサイクルシステム検討会」を開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:PETボトルリサイクル推進協議会

 厚生省生活衛生局は21日、「容器包装リサイクルシステム検討会」の第2回会合を開き、PETボトルのリサイクルの現状と今後の課題について各委員に討議を求めた。今回の会合では、はじめに厚生、通産の両省の担当官とPETボトルリサイクル推進協議会の代表が同ボトルのリサイクル問題の現状と見通しを説明、続いて永田勝也座長(早稲田大学理工学部教授)のリードでフリートーキングに移った。
 注目のフリートーキングでは、主として、同ボトルの回収量と処理量の乖離の問題(いわゆるミスマッチ問題)とリターナブル・システムの実現性の問題を巡って活発に意見が交わされた。しかし、いずれの問題も複雑な事情がからんでいて簡単に解決方法を見出せる性格のものでないだけに、統一見解をまとめるところまでいたらなかった。引き続き次回以降の会合でも検討テーマに取り上げられていくことになりそう。