2011年11月22日
堺化学、医薬品会社のカイゲンを完全子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

堺化学工業(本社:堺市、薮中巌社長)は21日、医薬品会社のカイゲン(本社:大阪市中央区、岩塚英文社長)を完全子会社化するため、両社間で株式交換契約を締結したと発表した。

会社法第796条第3項の規定に基づく簡易手続きによるため、株主総会の承認は不要。大阪証券取引所第二部に上場しているカイゲンの普通株式は、2012年2月27日付で上場廃止となる。

カイゲンはX線造影剤(バリウム)製造の大手。医薬品では大衆薬の風邪薬「改源」の販売で知られるが、医薬品業界は、薬価の切り下げや開発コストの上昇など、取り巻く経営環境が厳しさを増している。

堺化学は現在、カイゲン株式の54.0%を保有する親会社で、役員の派遣や原材料の供給など緊密な関係にある。今後は医薬品の開発、製造、販売をより一体的に行うため、子会社化することにした。

株式の割当比率は、堺化学1対カイゲン1.35とし、堺化学は普通株式618万株余を割当交付する。交付する株式は保有する自己株式を充当するため、新株発行はしない。カイゲンは2012年1月27日、臨時株主総会を開催する。株式の最終売買日は2012年2月24日、交換予定日(効力発生日)は同年3月1日の予定。