2011年12月02日
文科省、武田薬品の遺伝子組換え生物の施設内漏出を指導
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:武田薬品工業、文部科学省

文部科学省は武田薬品工業から連絡のあった湘南研究所(神奈川県藤沢市)における遺伝子組換え生物の不適切な使用等につて、原因究明と再発防止策について報告するように指導したと1日発表した。

これは、湘南研究所において、排水を貯蔵している廃液タンクから、遺伝子組換え大腸菌、バキュロウイルス及びサルモネラ菌を含む廃液(1?程度)が施設内に漏出したと文科省に報告があった。

文科省は1日に職員を派遣し状況を確認した結果、回収された廃液及び漏出が認められた床面について、不活性措置がとられていることを確認した。同省は、さらに詳細な調査を行い原因究明と再発防止策について報告するように指導した。