2011年12月06日
国際石開帝石、豪州・イクシス計画、東電など5社とLNG売買契約
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:国際石油開発帝石

国際石油開発帝石は6日、豪州・イクシスガス・コンデンセート田で生産するLNG(液化天然ガス)の販売で、東京電力、東京ガス、関西電力、大阪ガス、九州電力の買主5社からなるコンソーシャムとの間で売買契約を締結したと発表した。

国際石油開発帝石は、現地子会社を通じて、TOTAL E&P Ichthys 社とともに西豪州沖合でイクシスガス・コンデンセート田開発に取り組んでいる。

今回、締結した売買契約は、2017年から15年間、東京電力と東京ガスの両社に年間105万トン、関西電力と大阪ガスに同80万トン、九州電力に同30万トン、合計年間400万トンを販売する内容となっている。

5社のほかにも中部電力、東邦ガス、台湾・CPCの各社がTOTALからLNGを引き取ることになっており、これでイクシスプロジェクトのLNG年間予定生産量840万トン全量の販売が正式に決まった。