| 2011年12月13日 |
| 住友化学、ドイツ・ナバルテック社とアルミナ事業で提携 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は13日、ケミカル用アルミナの世界的大手であるドイツ・ナバルテック社(Nabaltec GmbH)と、水酸化アルミニウムなどアルミナ事業で提携することで協議を開始したと発表した。 まず、ナバルテック社から「微粒水酸化アルミニウム」を引き取り、需要好調な中国、韓国を中心とするアジア市場向けに販売する。 水酸化アルミニウムは、主に、船舶、自動車や家電のワイヤハーネスの電線被覆、電子電気回路の配線、プリント基板、建材樹脂などの素材に難燃剤として添加されている。 住友化学は、愛媛工場に微粒水酸化アルミニウムなど一連のアルミナ製造設備を持ち事業展開しているが、急速に伸長する需要にタイムリーに対応していくため、ナバルテック社と提携することにした。 ナバルテック社とは今後、ジョイントベンチャーによる協業なども視野に入れ協議していく方針である。 【ナバルテック社の概要】 (1)社名 : ナバルテック社 (2)設立 : 1994年 (3)事業内容 : 水酸化アルミニウムや酸化アルミニウムを中心に、環境に配慮した高機能な無機材料製品の開発・製造・販売 (4)売上高 :112.7百万ユーロ(2011年) (5)本社所在地 : ドイツ・シュヴァンドルフ (6)従業員数 : 404名 (7)CEO : ゲルハルド ウィトザニー、ヨハネス ヘックマン ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1323742122.pdf |