2011年12月14日
住友化学、「東北コットンプロジェクト」に協賛参加
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は14日、津波被害で稲作ができない農地にコットンを植えるという「東北コットンプロジェクト」に協賛企業として参加することを決めた。

津波被害を受けた農地で耐塩性の高い綿を栽培し、農業の早期再開や雇用創出につなげようという復興プロジェクトの一つで、仙台市若林区の1.2ヘクタールと、宮城県名取市の0.4ヘクタール、計1.6ヘクタールの農地をコットン畑に換える。

被災農家、紡績やアパレル関連企業が一体となり、栽培から収穫まで行う。
収穫した綿を使った製品は「東北コットンプロジェクト」ブランドとして販売する。

住友化学は、米国などで綿花栽培向け薬剤を販売し、国内では効率的な農業生産を支援する「トータル・ソリューション・プロバイダー」ビジネスを展開している。これらの実績を病害虫・雑草防除など綿花栽培に活かす。

「東北コットンプロジェクト」は、仙台東部地域綿の花生産組合など10団体が発起人となって発足。 協賛参加団体は50団体に広がっている。 ホームページ:http://www.tohokucotton.com


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1323825726.pdf