2011年12月14日
大正製薬と中外、ビスフォスフォネート系骨吸収抑制剤の有効性確認
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:大正製薬、中外製薬

中外製薬と大正製薬の両社は14日、骨粗鬆症を予定適応症として共同開発中のビスフォスフォネート系骨吸収抑制剤(一般名:イバンドロン酸ナトリウム水和物)の第2/3相臨床試験で脊椎骨折の発生抑制を有効性評価として、対照薬であるリセドロン酸ナトリウム水和物に対する非劣性が確認されたと発表した。

同剤は、スイス・ロシュ社が開発したビスフォスフォネート化合物で、強い骨吸収抑制作用を有する。
既存の同効薬より投薬頻度が少ない投与方法の開発が進められた結果、海外では同剤の月1回投与の経口剤・3カ月に1回投与の注射剤が110 カ国以上で承認されている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1323845896.pdf