| 2011年12月15日 |
| NIMS、幹細胞の分化を制御するマトリックス材料を開発 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
物質・材料研究機構(NIMS)は15日、再生医療で重要な役割を果たす幹細胞の分化・誘導を制御できるマトリックス材料の開発に成功したと発表した。再生医療で目的の臓器への誘導制御するメカニズムの解明に貢献することが期待される。 今回の研究では、幹細胞が分化していく際に変化する細胞外マトリックスを模倣した2つのマトリックス材料を人工的に作成することに成功した。1つは幹細胞を骨に分化させる「骨分化模倣型マトリックス」で、もう1つは脂肪細胞に分化させる「脂肪分化模倣型マトリックス」である。さらに開発した2つの「組織分化模倣型マトリックス」を使って、幹細胞を骨・脂肪それぞれ狙った方へと分化させることにも成功した。 この研究により、間葉系幹細胞が骨または脂肪どちらか一方へ分化するバランス調節において、細胞外マトリックスが重要な役割を果たしていることも明らかにした。 |