| 2011年12月22日 |
| 住友化学、タイ洪水被災地へ防虫蚊帳「オリセット」6000張寄付 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は22日、タイの洪水被災地へマラリア予防用蚊帳「オリセット・ネット」6000張を寄付すると発表した。 同社は洪水発生後の10月、現地に義援金3000万円を寄付しており、これに続く追加支援となる。タイ保健省に寄付する。 タイの洪水被害地域では現在、水の溜まった場所が蚊の産卵場所となり、マラリア等、蚊が媒介する感染症のリスクが高まっている。住友化学は、マラリア予防用の蚊帳「オリセット・ネット」を製造し、アフリカを中心に供給してきた。昨年はハイチ大地震被災地へ5000張を寄付し、喜ばれた。 <用語の解説> 「オリセット・ネット」 :蚊帳を織る糸の原料樹脂に防虫剤(ペルメトリン)を練り込み、防虫効果を高めた。耐久性に優れ、洗濯しても有効成分がにじみ出てきて効果が持続する点が世界保健機関(WHO)などから評価されている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1324527123.pdf |