2012年01月06日
NIMS、飲料水に含まれるヒ素の簡易・迅速な除去材を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

物質・材料研究機構(NIMS)は6日、東南アジアだけでも6000万人もの人がその汚染地域に住んでいると警告されているヒ素を、飲料水から簡単に検出し除去できる材料を開発したと発表した。

この技術は、高秩序メゾポーラス構造(HOM)と呼ばれる多孔質物質の内壁にヒ素を感知し、優先的に捕獲する官能基をびっしり敷き詰めたもので、水中にヒ素が存在すると、それを速やかに吸着・除去するとともに、吸着した段階で色を変えて知らせることもできるため、検出・除去の確認が容易に行える特徴がある。

NIMSは今後、安全な水を日常的に確保することができる技術として、必要な地域での普及に取り組んでいく方針である。