| 2000年07月31日 |
| 化学品審議会、4物質のエンドクリン作用で中間評価 |
| 現時点では問題のデータ見当たらず、さらに文献を詳細に調査 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
通産省基礎産業局は31日、化学品審議会試験判定部会の「内分泌かく乱作用検討分科会」の平成12年度第3回会合を開き、4-ニトロトルエンなど4種類の化学物質の内分泌かく乱作用に関する専門機関の文献調査結果を報告し検討を求めた。 この日の検討の対象に取り上げられたのは、4-ニトロトルエン、アジピン酸ジエチルヘキシル、フタル酸ジーn-ブチル、フタル酸ジー2-エチルヘキシルの4物質。同局では、環境庁がエンドクリン作用が疑われているとしてリストアップしている67物質のうち、9物質については文献評価を実施し、エンドクリン作用を有すると断定できるデータが見出せないとの結論を下している。続いて文献調査の対象に取り上げることにして、専門機関に詳細なデータの収集・整理作業を委ねてきたのが今回の4物質である。 この日は、世界各国から収集された文献の内容について意見を交わしたが、その結果、実験動物の種類や4物質の投与量の多寡によっては内臓に影響をおよぼすとの文献があるものの、内分泌かく乱作用があると判定される科学的証拠は見出せないとの点で意見の一致をみた。 ただし、ことはヒトの健康に大きな係わりを持つ問題だけに、さらに文献を詳細にチェックしていくことでも合意した。今後の調査結果については9月の会合で検討することになる。 |