| 2001年01月31日 |
| 商社筋、アジアのC2の需給に大きな混乱なしと予想 |
| 今年の余剰規模はせいぜい33万トンとの見方も |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
大手商社各社は、例年同様に今年も1月中旬以降相次いで関係石油化学企業に対してアジアなり世界全体なりの石油化学製品の当面の需給展望をそれぞれ説明しはじめたが、この中では、多くの商社が、アジア地域における今年のオレフィンの需給バランスについて“目立つほどのギャップは生じない”との見解を明確に表明している点が注目される。 ある大手商社の場合は、中東を含めたアジア全体で余剰となるエチレンは33万トンにすぎないと予想している。プロピレンにいたってはわずか3万トンが余剰になるだけで、場合によっては引続き不足状態が続くとの見方を取っている。 99年末におけるアジア地域全体のエチレン装置の合計は年産約3,000万トンであったと見られている。一方、その後の新増設によって今年増産されるエチレンは合計で260~270万トンとの見方が大勢を占めている。大手商社のほとんどは、その増産分の多くがポリエチレンなどの誘導品に姿を変えて中国や欧米の市場で吸収されると判断しているわけ。オレフィンや誘導品の需給バランスが混乱することがあっても、それが長期化することにはならないと主張する向きが多い。また2002年は完全に均衡し、年末には供給が不足すると見る向きもある。 ある大手商社は、アジア全域の2001年の需給バランスについて、インドネシア、フィリピン、台湾、中国、インドの各国が不足し、中東、タイ、シンガポール、マレーシア、韓国、日本が多少の余剰国になると想定している。 |