2012年02月01日
12月の石油統計速報、石化用ナフサ生産1.6%増
【カテゴリー】:実績/統計
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経産省・資源エネルギー庁が31日発表した2011年12月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,908万キロリットル、前年同月比94.6%と2カ月連続して前年を下回った。
 
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  536万kl(前年同月比92.0%)
(2)アラブ首長国連邦 438万kl(同102.9%)
(3)カタール     224万kl(同100.0%)
(4)イラン      164万kl(同94.2%)
(5)クウェート    147万kl(同94.2%)
だった。

同月の中東依存度は83.1%で、前年同月比1.6ポイント前年を下回った。

燃料油の生産は1,714万kl、前年同月比94.9%と6カ月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ナフサ及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油及びA重油は下回った。

<12月のナフサ生産・出荷量> 単位:KL ( )前年同月比%
(ナフサ合計)
・生産   1,812,690(1.5)
・出荷   3,478,613(▲9.3)
・月末在庫 1,187,815(▲2.5)

(石油化学用)
・生産   1,806,860(1.6)
・出荷   3,477,813(▲9.3)
・月末在庫 1,186,704(▲2.5)