2012年02月02日
帝人グループ、福島で仮設住宅の居住環境改善プロジェクト
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:帝人、帝人ファイバー

帝人は福島大学災害復興研究所と共同で昨年11月に立ち上げた、ふくしま住空間研究会の活動第一弾として、1日から「応急仮設住宅の居住環境改善プロジェクト」を開始した。

帝人グループでは、環境コンサルティング会社の帝人エコ・サイエンス(本社・東京都港区、戸賀瀬龍幸社長)や断熱・吸音材や高機能建材事業を展開する帝人ファイバー(本社・大阪市中央区、福島敏秀社長)など、仮設住宅の環境を改善するソリューションプラットフォームを有している。

「応急仮設住宅の居住環境改善プロジェクト」は、仮設住宅の居住環境改善につながる帝人グループの素材やソリューションの実証試験を行い、今後の環境改善につなげる。

今回は、帝人ファイバーが新たに開発した後付けタイプのポリエステル断熱・吸音材を福島県郡山市や大玉村にある2地区の仮設住宅に実装し、帝人エコ・サイエンスが寒さと騒音対策効果について実証試験を行う。