2001年01月31日
サンアロマー、海外・開発部を設置
バセル・グループ全体との連携効率向上へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:サンアロマー

 サンアロマー(旧社名=モンテル・エスディーケイ・サンライズ=MSS)はこのほど同社内に「海外・開発部」を新設した。
 これは、アジア各地でPP事業を展開している数多くのバセル・グループ各社との連携を一層緊密にしていくことによって、より高効率で合理的な生産体制を整備していくことを主目的としたもの。バセル・グループ各社が保有している様々なプロセス技術や製品を日本の市場ニーズに効率良く適合させていく方策も探っていく。
 同社の本質的な強みは、世界最大の設備規模と多数の有力企業を有するバセル・グループの一員としてグローバルな視点で効率的な事業展開を進めていける点にあるというのが多くの関係者の見方となっている。今回の「海外・開発部」の設置は、そうした持ち味をフルに活かしていくための措置と言ってよく、今後どういった具体策が打ち出されるかが注目される。