2012年02月29日
1月の鉱工業生産「持ち直しの動き」プラ製品前月比増続く
【カテゴリー】:実績/統計
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経産省は29日、1月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値を発表した。

生産は前月比2.0%上昇の95.3、出荷は0.7%低下の94.9だった。生産は2カ月連続のプラス。

製造工業生産予測調査によると、2月は電子部品・デバイス工業などの回復により前月比21.7%の上昇、3月は輸送機械工業、一般機械工業などを中心に同11.7%の上昇を予測している。

基調判断を前月までの「生産は横ばい傾向にある」から「総じてみれば生産には持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比2.1%上昇の87.9、出荷2.0%上昇の86.7、在庫1.2%低下の99.8、在庫率は04.1%低下の113.2だった。生産、出荷とも2カ月ぶりの上昇となった。合成ゴム、化粧品などが上昇に寄与した。

プラスチック製品工業は生産が前月比2.2%上昇の91.6、出荷2.9%上昇の91.9、在庫は1.5%低下の95.8、在庫率は5.8%低下の105.8だった。生産は4カ月連続の上昇、出荷は2カ月連続の上昇。プラスチック製機械器具部品や、プラスチック製フィルム・シートなどが寄与した。