2012年03月08日
田辺三菱、カナダ社と次世代新規ワクチンの共同研究契約
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:なし

田辺三菱製薬はこのほど、カナダのメディカゴ社(本社・ケベック市、アンディ・シェルドンCEO)との間で、メディカゴ社のウイルス様粒子(VLP)製造技術を用いた新規ワクチン(VLPワクチン)の共同研究契約を締結した。

両社は今後、「ロタウイルスワクチン」をはじめとする新規「VLPワクチン」の共同研究を開始する。

VLPは、ウイルスと同様の構造を持つことから、ワクチンとしての高い免疫獲得効果が期待されるとともに、体内でウイルスの増殖がなく安全性に優れるため、有望なワクチン技術として注目されている。メディカゴ社は、植物の細胞内に遺伝子操作によってVLPを生成させ、効率的に抽出・精製する独自技術を持っており、それによってVLPを安価に短期間で製造することが可能である。

両社は、「ロタウイルスVLPワクチン」の研究を今春から開始する。
ロタウイルスによる感染は、乳幼児に胃腸炎を引き起こす。国内では年間80万人が発症し、そのうち約8万人が重症化していると推計され、感染予防が重要視されている。