2012年03月14日
生物研、カイコの「さなぎ」への変態を抑制する遺伝子発見
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

農林水産省の農業生物資源研究所は14日、カイコの幼虫から「さなぎ」への変態を抑制する遺伝子を発見したと発表した。

カイコの突然変異体「2眠蚕(にみんさん)」は、幼虫脱皮を2-3回しか行わず(正常カイコの脱皮回数は4回)、極めて小さい成虫になる。今回、生物研は東京大学と共同で、「2眠蚕」を解析し、幼虫から蛹への変態を抑制する(幼虫の脱皮回数を支配する)遺伝子を明らかにした。

同定した遺伝子は、幼若ホルモンの体内合成に関与する遺伝子であった。幼若ホルモンを待たない昆虫の変異体が同定されたのは世界位で初めてである。

この研究成果は、食害を減らす薬剤の開発への応用が期待される。