2000年07月17日
PCB対策の現状と課題を整理し、対策を検討
生活環境審議会の廃棄物処理部会が継続を開始
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 生活環境審議会の廃棄物処理部会は17日、PCB対策の現状と今後の課題について意見を交換した。
 これは、トランスやコンデンサーおよび熱媒体等に用いられたPCBについては高温焼却による処理方法が定められているものの、(1)処理施設の整備が進まず大部分のPCBが事業者によって保管され続けていて紛失の問題が懸念されていること(2)水熱酸化分解法、還元熱・化学分解法、光分解法など新しい無害化処理技術の確立を踏まえた処理基準を定めることが課題として浮上してきていること--等を考慮して現状と今後の課題を検討する必要があると判断したことによるもの。
 この日は、欧米各国も含めた対策の現状と今後必要と思われる対策について意見が交わされたが、結論を出すまでにはいたらず、今後引き続き討議していくことになった。今後の討議の対象テーマは(1)ミレミアムプロジェクトによる民間事業者のモデル的施設整備の推進(2)廃棄物処理センターなど公共関与によるモデル施設整備事業(3)安全性・技術評価の実施(4)新処理技術の研究開発(5)処理費用の軽減方策(6)国民への情報提供・普及啓発--などとなろう。