2012年04月04日
長瀬産業「発酵オタネニンジン」に肝障害抑制効果確認
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:長瀬産業

長瀬産業は4日、徳山大学院との共同研究により「発酵オタネニンジン」に薬剤性肝障害の発症に対して高い抑制効果があることを確認したと発表した。

「オタネニンジン」は朝鮮人参、高麗人参として親しまれ、古くから漢方薬に利用されてきた。
共同研究チームは今回、独自の乳酸菌を用いて「発酵オタネニンジン」を開発し、肝臓に対する有効性を検討するためアセトアミノフェンによる肝障害モデルラットを使って肝障害抑制試験を行った。

この結果、アセトアミノフェンによる薬剤性肝障害の発症を抑制する効果が認められた。
引き続き「発酵オタネニンジン」の機能性や有効成分を追求していく。