2012年04月12日
農水省など、「今後の汚水処理のあり方検討会」中間報告
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省、農林水産省、国土交通省

農林水産省は12日、同省と国土交通省、環境省の政務官で構成する「今後の汚水処理のあり方検討会」の中間取りまとめを発表した。

それによると、「循環型社会・低炭素社会の構築への貢献」では、
(1)汚水処理施設の有する熱、ガス、バイオマス(汚泥)、放流水等の資源は、循環型社会・低炭素社会の構築に貢献する観点から、今後より一層の有効利用を図る
(2)その際、民間の資金やノウハウの積極的な活用を図るための仕組みの導入について検討するーとした。

また「汚水処理施設の健全な経営の確保に向けた対応」では、
(1)老朽化対策も含めた長期的・計画的な維持管理の実施
(2)包括民間委託等も考慮した維持管理コストの縮減
(3)健全経営のための支援―が必要とした。

検討会では今後、国の制度や事業執行体制のより一層の効率化を含めた連携の強化について、引き続き検討を進めていくこととした。