2012年05月25日
旭化成ケミカルズ、鈴鹿にサランラップ新工場が完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ

旭化成ケミカルズ(本社・東京都千代田区、小林友二社長)は25日、鈴鹿事業場(三重県鈴鹿市)で建設を進めていた家庭用食品包装用ラップフィルム「サランラップ」の新工場が完成し、同日から生産を開始したと発表した。生産能力は未公表。投資額は約44億円。

同社は、1960年に「サランラップ」を発売以降、家庭用食品包装用ラップフィルムとして国内トップシェアを有している。
鈴鹿事業場にある従来の工場は、操業開始から50年を経過したことから、同じ敷地内での新工場建設を決定し、2010年7月から建設工事を進めていた。今後、新工場への「サランラップ」の生産の切り替えを進め、更なる生産性の向上と品質管理の一層の強化を図っていく方針である。