2012年05月29日
石塚・プラ処理協新会長、「LCA評価など3つのコア事業に注力」
【カテゴリー】:行政/団体(人事/決算)
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会
記者会見する石塚新会長

プラスチック処理促進協会は29日の通常総会で、任期満了の高橋恭平会長(昭和電工会長)の後任会長に石塚博昭・三菱化学社長を選任した。副会長には森俊三・塩ビ工業・環境協会会長(信越化学工業社長)が就任。任期はいずれも2年。

石塚新会長は同日、記者会見し「効率運営と財政基盤強化を図り2013年4月1日に一般社団法人プラスチック循環利用協会に生まれ変わり、調査研究事業や広報・学習支援事業を推進していく」方針を示した。

具体的には、「次の3つのコア事業を中心に活動を進めていきたい」とし、「一つ目はLCA基礎データの提供とリサイクル技術などのLCA評価、二つ目はプラスチックフロー図の作成と精度アップ、三つ目のコア事業は環境教育支援であり、教師研修や出前授業の実施を続け、プラスチックの有用性についての社会の認知度が増すように努めたい」と強調した。