| 2001年01月18日 |
| 原油、ナフサとも国際スポット相場が若干の下降 |
| 国際市場、イラクの大幅増産必至と予想 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
OPECが日量150万バレルの原油の減産を決めたにもかかわらず、原油とナフサの国際スポット相場が17日ともにわずかながらダウンした。 大手商社筋によると、WTIは再び1バレル30ドルの大台を割り込んで29.50~29.70ドルになった模様。前日より0.7ドル前後下がった勘定だ。 これに歩調を合わせてナフサのスポット相場も2~3%下がっている。C&F/ジャパンはトン当たり262~262.30ドルに、また、北西欧のCIF価格は同255ドル前後に下降している。 原油もナフサも国際スポット相場は年明けとともに連日のように小幅上昇を続けてきた。これには、OPECが原油価格の維持のため150万バレルの減産に踏み切るとの観測が市場に広がってきたことが大きく作用してきたと見られる。 それが、わずかとは言え反落に転じたのは、イラクが原油の大幅増産に踏み切るとの見方が国際トレーダーや投機筋の間に一気に拡大してきたためと見てよさそう。イラクのこれまでの原油の生産量は日量60万~70万バレルであったが、国連の出方しだいで2月から200万バレルに増える可能性があるというのがここにきての市場の多くの見方となっている。つまりOPECの減産分の多くがイラクの増産・輸出で相殺されるとの観測から原油もナフサも弱含みとなってきたというわけ。ただし、今後についてはまったく予想できないとの見方が商社筋には多い。 |