2001年01月16日
丸善石化、3EPも「4年定修」申請へ
京葉エチレンと交互実施でバランスも改善
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学、丸善石油化学、三井化学、三菱化学

 丸善石油化学は、京葉エチレンに続いて、自社保有のエチレンプラント(3EP)も定修周期を現行の2年から4年に延長することを決めた。今春中には当局に申請する。
 エチレンプラントの定修周期をこれまでの2年から4年に延長する動きは、政府の規制緩和や法律改正、さらに企業自体自主保安体制を強化してきたこともあってこのところ急速に広がっており、1998年末の三菱化学(水島)以来三井化学(市原、大阪)、住友化学(姉崎)また昨年は丸善石油化学が住友化学、三井化学と共同出資している京葉エチレンが認定を受けて現在実施中である。
 丸善石油化学では「京葉エチレンの次の定修実施年が2002年なので、3EPが今年認定されると、次の3EPの定修は2004年となり、偶数年に一基ずつと定修間隔のバランスもよくなる」といっている。