2001年01月16日
日本重化学、子会社のエアゾール事業をエア・ウォーターに譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 日本重化学工業は16日、同日開催した取締役会において、100%子会社である柏化学のエアゾール事業(液詰め品・ガスボンベ事業を含む)をエア・ウォーター社に営業譲渡することを決議した、と発表した。
 日本重化学は、事業の多角化の一環として柏化学でエアゾール事業を展開、経営効率の向上と経営資源を集中投入できる体制作りを進めてきた。ただし、柏化学の工場が近い将来都市開発計画の影響を受けることから、工場移転等についても検討してきたが、最終的にエア・ウォーター社との間で営業譲渡の話がまとまったもの。これにより日本重化学では、柏化学のノウハウが継承されるとともに、両者の経営資源の活性化をさらに図ることができる一方で、日本重化学グループの財務体質改善にも寄与すると期待している。
 営業譲渡の具体的内容については、柏化学のエアゾール事業および日本重化学が保有している生産設備の一部をエア・ウォーター社(後日受け側となる新会社(茨城県美野里町))に譲渡する。また柏化学の従業員は本人の希望により譲受側に転籍となる。譲渡価格は、柏化学の営業権(約2億円、柏化学に入金)と日本重化学から譲渡する設備(約2億5,000万円、日本重化学に入金)をあわせ約4億5,000万円となる見込みで、決済方法は現金決済となる。