| 2012年07月03日 |
| 生物研、昆虫の変身を抑える遺伝子を世界で初めて解明 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:なし |
農林水産省の農業生物資源研究所は3日、カイコを用いて昆虫の幼虫から蛹への変身を抑える遺伝子の働きの仕組みを世界で初めて成功したと発表した。 カイコの遺伝子から、この遺伝子を働かせるスイッチの役割をするDNA(デオキシリボ核酸)配列の「JH(幼若ホルモン)応答配列」を発見した。この研究成果を応用し、JHの作用を妨げる物質の効率的なスクリーニング法を開発した。 このスイッチの仕組みは多くの昆虫に共通したものと考えられている。とくに、この方法は、ヨトウガなど狙いの害虫に効果を示すが、ミツバチや天敵昆虫などには悪影響を及ぼさない。このため、この技術は、環境に優しい薬剤の開発に役立つと期待されている。 |