2012年07月18日
中外製薬と大正製薬「イバンドロン酸ナトリウム水和物」申請
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:大正製薬、中外製薬

中外製薬と大正製薬の両社は18日、骨粗鬆症治療薬として共同開発してきた、ビスフォスフォネート系骨吸収抑制剤「イバンドロン酸ナトリウム水和物」の製造販売承認を申請したと発表した。申請は同日、中外製薬が厚労省に行なった。

同剤は、スイス・ロシュ社が開発した化合物で、国内で実施した第2/3相臨床試験では、約1,200名の患者を対象、に行った月1回投与で有効性および安全性が確認された。

骨粗鬆症の国内患者数は現在約1,280万人と推定されており、骨量を増やして骨折の発生を抑制する薬剤の重要性が高まっている。

中外製薬と大正製薬は、新たなビスフォスフォネート系骨吸収抑制剤である「イバンドロン酸ナトリウム水和物」を患者、医療従事者へいち早く提供できるよう、早期承認を目指す。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1342591471.pdf