2012年07月18日
「化学グランプリ2012」 第1次選考に過去最多の3595人
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会、「夢・化学-21」委員会

「夢・化学-21」委員会および日本化学会の主催、科学技術振興機構(JST)など共催の「化学グランプリ2012」第1次選考が7月16日の海の日に全国55会場で一斉に開催され、3595人の高校生(一部中学3年生)が参加した。

参加者数は過去最多だった昨年の3049人をさらに大幅更新した。

試験はマークシート式試験で、原子価電子対反発則や量子力学、ケイ素化学、炭水化物化学などの筆記試験に挑戦した。

第1次選考では約80人が選ばれ、8月9日-10日に慶應義塾大学日吉校で行われる第2次選考に臨む。

総合得点の上位5人に大賞、さらに成績に応じて金賞、銀賞、銅賞が贈られる。

また、「化学グランプリ2012」に参加した中学3年生、高校1、2年生の中から20人程度が2013年に開催される国際化学オリンピック・ロシア大会代表候補に推薦される。