2012年08月08日
帝人デュポンのPENフィルム 世界最大有機ELディスプレイに採用
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人デュポンフィルム

帝人は8日、帝人デュポンフィルム(本社・東京都千代田区、室岡博文社長)が製造・販売するポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム「テオネックス」が、米国アリゾナ州立大学内の産学共同研究組織である「ザ フレキシブル ディスプレイ センター」(FDC)が開発している世界最大(7.4インチ)のフレキシブル有機ELディスプレイに電子回路用基板材料として採用されたと発表した。

有機ELディスプレイは、液晶パネルに比べて高い視認性・薄型化・省電力が特徴となっており、すでに携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などに搭載されている。

FDCが基板材料としてさまざまな素材を検討した結果、耐熱性や表面平滑性に優れ、量産が可能な同社の「テオネックス」が世界最大のフレキシブル有機ELディスプレイに最適な基板材料であると判断、採用が決まった。

同社は今回の採用を契機として、2017年には約1兆円市場に成長すると言われているフレキシブル・ディスプレイ市場に向けて、PENフィルムの用途拡大をさらに推進していく方針である。また、フレキシブル太陽電池の基板材料としても用途開発を進め、早期に年間10億円の売り上げを目指す。