2012年09月12日
東洋エンジなど4社、マレーシアの洋上LNG基本設計受注
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング、IHI

三井海洋開発は12日、IHI、東洋エンジニアリング、オランダ・CB&I社の4社連合(MITCコンソーシアム)がこのほどマレーシアの国営石油会社ペトロナスから、浮体式洋上天然ガス液化・貯蔵・積み出し設備(FLNG)の基本設計業務を受注したと発表した。

ペトロナスがマレーシア・サバ州沖で計画している、年産150万トンのLNGを洋上で生産するプロジェクト。
海底ガス田で採掘した天然ガスを、パイプラインで陸上施設に運ぶのではなく、真上に停泊する大型船の上で液化する方式で、4社は技術を結集する。パイプラインが不要な上、船舶をいつでも移動でき経済性に優れるなどのメリットがある。

4社連合は、年産150万トンのFLNG生産に必要な天然ガス液化、船体、居住設備、係留設備、LNGタンク、出荷などの設備一式について、基本設計及び設備の建造、コスト積算業務を受注した。2013年半ばに業務を完了する予定。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1347430303.pdf

(英文)
Award for FEED contract of a FLNG from PETRONAS
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1347430303.pdf