2012年10月10日
9月のエチレン生産 大幅ダウンの49.3万トン 化学課
【カテゴリー】:実績/統計
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経産省化学課の9日発表の速報によると、9月のエチレン生産は49万3,000トンと再び大幅ダウンした。前月比12.3%減、前年同月比7.7%減で今年6月以来の50万トン割れ。世界的な経済減速に伴う誘導品需要の低迷が響いた。

定修は、JX日鉱日石エネルギー・川崎と出光興産・徳山の2プラントだった。
前月はJX日鉱日石エネルギーの1プラントのみ。前年9月は三菱化学・鹿島2号機と住友化学・千葉の2プラントが定修を実施した。

エチレンプラントの平均稼動率は84.3%で、前月の87.1%から2.8ポイント低下した。

第3四半期(7-9月)のエチレン生産量は157万7,800で前年同期比92.1%となった。
また1-9月の生産量計は453万8,300トンで同89.8%。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1349827156.tif