2012年10月17日
NEDO、「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」報告会
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:昭和電工、三井化学、NEDO、日本板硝子、積水樹脂

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、平成19年度から24年度にかけて実施した「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」の成果報告会を10月25日10時30分から東京都港区のコクヨホールで開催する。

同プロジェクトは東京大学・橋本和仁教授をプロジェクトリーダーとして、素材開発2社、製品開発7社が参加して実施。最高レベルとされる光触媒活性を持つ酸化チタンを開発、実用化にも道筋をつけて今年8月に終了した。

報告会ではプロジェクトに参加した各企業が以下のとおり研究成果を報告する。
「高感度光触媒材料の開発」(昭和タイタニウム)、「TiO2系可視光型光触媒」(三井化学)、「可視光光触媒を利用した抗菌・抗ウイルス塗料、内装建材の開発」(TOTO)、「可視光応答型触媒を用いた抗菌・抗ウイルス材料の開発と感染リスク低減の検討」(パナソニック)、「可視光光触媒を利用したガラス建材の開発」(日本板硝子)、「光触媒を用いた室内環境浄化内装建材の開発」(積水樹脂技術研究所)、「光触媒を用いた高機能環境浄化装置の開発」(盛和工業)、「光触媒性能評価方法の標準化への取り組み」(駒木秀明・日本ファインセラミックス協会部長)、「光触媒産業の活性化活動への取り組み」(高濱孝一・光触媒工業会会長)。

参加費は無料。
問い合わせ先は、NEDO環境部(TEL:044-520-5252)。