| 2012年10月25日 |
| 住友化学、セネガル洪水被災地へ「オリセットネット」1万張寄付 |
| 【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は25日、セネガルで発生した大規模洪水被災地の住民生活を守るため、マラリア予防用蚊帳「オリセットネット」1万張を寄付すると発表した。 セネガルでは、蚊を媒介して感染するマラリアの罹患率が高く、なかでも悪性度の最も高い「熱帯熱マラリア」は98%を占める。最近、患者数は減少してきたものの、今年8月下旬から9月初旬にかけて発生した大規模洪水地域では、水溜りに蚊が発生し感染リスクの高い状況が続いている。 住友化学は、アフリカ・タンザニアで「オリセットネット」を現地生産し、主要各国に無償提供するなど、マラリア撲滅のための国際的な支援活動に協力している。 【用語の解説】 ◇「オリセットネット」: 防虫剤を練りこんだポリエチレン製の糸で織られたマラリア予防用の蚊帳。耐久性に優れ、防虫剤が蚊帳の表面から徐々に染み出し、繰り返し洗濯しても効果が5年以上持続するのが特長で、経済的かつ効果的にマラリアを媒介する蚊から身を守ることができる。2001年にはWHO(世界保健機関)から世界で初めて長期残効蚊帳としての効果が認められ、使用が推奨されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1351138068.pdf |