2012年11月05日
帝人化成、透明導電性フィルム好調 売り上げ倍増
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人化成

帝人化成(本社・東京都千代田区、福田善夫社長)は、自社開発したタッチパネル用透明導電性フィルム「エレクリア」の販売がスマートフォンやカーナビ、OA機器向けなどに好調で、急成長している静電容量方式タッチパネル市場に加え、抵抗膜方式タッチパネル市場も着実に拡大しており、前年度比200%以上と大きく売上高を伸ばしている。

「静電容量方式」は、マルチタッチやフリックなどの優れた操作性に特徴があり、スマートフォンやタブレット端末といったモバイル機器市場の拡大に伴い、需要が大きく拡大している。

一方、「抵抗膜方式」は、耐久性やタッチ位置の検出精度に優れるためカーナビや携帯用ゲーム機、OA機器、ATM、自動発券機などに採用されてきたが、マルチタッチに対応していないことが課題だった。

しかし、マルチタッチ操作が可能な抵抗膜方式タッチパネルが開発・量産されるようになったため、2017年度までの5年間で約15%の市場拡大が見込まれている。

帝人化成では、今後も「エレクリア」の高い付加価値や加工技術の強みを活かした開発を進めるとともに、加工パートナーとも積極的に協働することにより、昨年開発した静電容量方式透明性導電性フィルムと合わせて、タッチパネル用透明導電性フィルムとして2015年度には売上高100億円を目指す。