2000年12月22日 |
PPフィルムの11月の出荷、食品包装用が好調 |
1~11月の累計も史上最高の規模に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、PPフィルムの11月の出荷数量は、OPPもCPPもともに前年同月の実績を上回った。いずれの場合も食品包装用が高い伸びを遂げている点が注目される。ただし、繊維包装用はともに前年を割り込んでいる。 この結果、OPPは2月以降9ヵ月連続で前年同月の実績を上回った。CPPは11ヶ月全てが前年同月超えである。 これに伴い1月から11月までの総出荷数量も前年同期を上回って、ともに史上最高の規模になった。累計の場合も、食品包装用が4%台の伸びとなっている。繊維包装用は逆にマイナス成長である。 両品種の11月と1~11月合計の出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年同月比と前年同期比。 [OPP] 11月=▽食品包装用 1万5,212トン(104.2%) ▽繊維包装用 1,594トン( 87.2%) ▽その他 4,528トン( 96.9%) ▽内需計 2万1,334トン(101.1%) ▽輸出 625トン( 76.7%) ▽合計 2万1,959トン(100.2%) 累計 =▽食品包装用15万0,698トン(104.7%) ▽繊維包装用 1万6,935トン( 96.1%) ▽その他 4万6,014トン( 96.9%) ▽内需計 21万3,647トン(102.2%) ▽輸出 8,074トン(101.8%) ▽合計 22万1,721トン(102.2%) [CPP] 11月=▽食品包装用 1万1,646トン(106.4%) ▽繊維包装用 358トン(100.0%) ▽その他 1,556トン(106.4%) ▽内需計 1万3,559トン(106.2%) ▽輸出 173トン(105.5%) ▽合計 1万3,732トン(106.2%) 累計 =▽食品包装用11万0,081トン(104.5%) ▽繊維包装用 3,456トン( 98.6%) ▽その他 1万5,879トン(118.4%) ▽内需計 12万9,416トン(105.8%) ▽輸出 1,405トン( 96.1%) ▽合計 13万0,821トン(105.7%) |