2012年11月22日
帝人の植物由来ポリエス繊維 「日産EV車」に採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人、日産自動車

帝人が展開する植物由来ポリエステル繊維「PLANTPET」がこのほど、日産自動車がマイナーチェンジして11月20日に発売した100%電気自動車「日産リーフ」のシート及び内装トリムの表皮材として採用された。
「PLANTPET」が量産車の内装材に採用されたのはこれが初めて。

今回採用されたシート及び内装トリム表皮材は、帝人と、自動車向けシート事業を展開するスミノエテイジンテクノ及び日産自動車が共同開発した。石油由来のポリエステル繊維に比べて、化石資源の消費抑制や温室効果ガス削減に効果があることが評価された。

帝人では、引き続き「PLANTPET」の拡販を進め、2015年度には自動車用シート及び内装材用途において、ポリエステル繊維の販売量に占める「PLANTPET」の割合を50%以上とする計画である。