2012年11月30日
石油資源開発、福島県相馬にLNG基地と40キロパイプライン
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

石油資源開発は30日、日本海側で産出する国産天然ガスを東北太平洋地域に供給するため、福島県新地町(相馬港内)にLNG受入基地を建設、さらに宮城県名取市と結ぶ総延長40キロのパイプラインを敷設する計画を発表した。

今後事業化に向け関係当局と協議に入る。平成30年の運転開始を目指す。

同社は、環境・省エネ意識の向上を背景に、福島県、宮城県、岩手県など東北太平洋沿岸地域の天然ガス需要は今後さらに拡大が見込まれると予測。こうした需要増に対応するには、供給能力確保のためにも太平洋岸側にLNG受入基地を建設し、パイプラインで日本海側と接続するのが得策としている。

新潟・仙台間にはすでにパイプラインがあるため、途中の名取地区で接続することにより新潟・福島間をつなぐことができる。基地には海外から受け入れるLNGの気化ガスをパイプラインやローリー車で各地に供給する機能も持つ。

同社は、同プロジェクトを推進するため、11月30日付で社内に石井正一専務執行役員を本部長とする「相馬プロジェクト推進本部」を設置した。

【計画の概要】
(LNG受入基地)
(1)建設地点 福島県新地町(相馬港内) 
(2)設備概要 大型貯槽タンク1基、出荷設備(タンクローリー、内航船)、外航船受入バース、LNG気化器ほか
(3)スケジュール 平成30年 運転開始目標

(接続パイプライン)
(1)ルート 福島県新地町~宮城県名取市
(2)距離 約40km