| 2000年12月20日 |
| BPとソルベイ、欧米のポリオレフィン/エンプラ事業で提携 |
| ソルベイの欧米PP事業をBPに移管/HDPE事業は合弁会社化 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
英BPとベルギーのソルベイは現地時間の19日、欧州および米国におけるポリオレフィン事業の強化を目指すことで、覚書を取り交わした、と発表した。ソルベイが欧州のPP(ポリプロピレン)事業をBPに移管するほか、両社の欧州HDPE(高密度ポリエチレン)事業は折半出資会社を設立して統合する。一方米国においては、ソルベイの現在のHDPE事業について両社で合弁会社を設立するほか、ソルベイがBPにPP事業を移管する。さらにBPは、エンジニアリングプラスチックス事業をソルベイに移管する予定。これら提携の結果統合される事業規模は26億2,000万ドル規模になる見通し。 今回の提携が実現すれば、BPのPP生産能力は、ソルベイの80万トンが加わり年産310万トン体制に拡大、世界2位のPPメーカーとなる。また、合弁事業化されるHDPE事業は年産およそ220万トン。一方、エンプラにおいてソルベイは、グローバルレベルでリーディングポジションを獲得することになる。 BPの化学事業部門長のByron Grote氏は、「今回の合意は、石油化学のポートフォリオの位置付けを変える重要なステップである。欧州のHDPEにおいて、業界をリードする合弁会社が誕生、またBPに米国HDPE市場をサポートするポジションが与えられると同時に、BERTHAが米国のHDPE事業に参入する機会が与えられる。さらに我々とソルベイのPPの資産を統合することにより、大きな効果が生まれるだろう。このほか我々がエンプラ事業を手放すことは、グローバルなレベルで特徴あるポジションを形成するというBPのポートフォリオに集中させるという方針に合致したものである」と語った。 なお、これらの提携は両社の最終的な合意と関係当局の承認、さらに労働組合との話し合いを経て実現する予定で、2001年半ばの完了を予定している。また、今回の合意に関する財務的な条件は明らかにされていない。 |