| 2000年12月19日 |
| 化学品審議会、化学6物質の安全問題を検討 |
| エンドクリン作用では当面問題視すべき点見当たらず |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
通産省基礎産業局は19日、化学品審議会試験判定部会の下部組織である「内分泌かく乱作用検討分科会」の平成12年度第5回会合を開き、合計6種類の化学物質の内分泌かく乱作用に関して意見と情報を交わした。 対象に取り上げられたのは、4-ニトロトルエン、アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ノニルフェノール、ビスフェノールA--の6種。同検討会では、環境庁が内分泌かく乱作用を持つと疑われている物質としてリストアップしてきた合計67物質のうちすでに使用の実態のないものとダイオキシンや農薬を除く15物質について優先的に文献評価の作業を進めてきている。これまでに9物質の評価を済ませており、今回の6物質の評価検討作業が完了すると、当面の使命を取り敢えずクリアすることになる。 この日の会合では、6物質のいずれについても、内分泌系に影響を及ぼしていることを明示する文献は見当たらない、との点で意見の一致が見られた。つまり、ただちに追加試験を実施するなどの措置を取る必要はないとの見解が示されたということができる。 ただし、いずれの場合も、「新しいデータが出てくればOECDのガイドライン等による子宮内投与試験や多世代繁殖試験などが必要と思われる」といったコメントを付記している。また、ビスフェノールAについては、低用量作用問題を巡る関係者の論議を注視していくべきとの意見も出た。 |