2012年12月18日

住友化学、米国殺虫剤メーカーを連結子会社化

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学は18日、家庭用・業務用殺虫剤の北米代理店、McLaughlin Gormley King Company（MGK社、米国ミネソタ州）の株式を追加取得し、連結子会社化したと発表した。 MGK社は1902年の設立。北米地域を中心に家庭用・業務用殺虫剤事業を展開してきた。1979年からは住友化学の代理店として殺虫剤の開発、製造、販売を行っている。資本金は現在13万8000ドル。 住友化学は、1989年にMGK社に14%資本参加し、1999年には持株比率を32.88%に引き上げるなど、MGK社との関係を深めてきた。 住友化学は、家庭用・業務用殺虫剤の世界市場である北米地域を、戦略上の重点地域と位置づけてきた。 今回、持株比率を76.36%に引き上げ、事業基盤をさらに強化することにした。 今後は、消費者により近い川下分野への展開に注力するほか、研究開発や製品開発の強化し事業拡大を加速していく方針である。 【MGK社の概要】 （1）社名 ： McLaughlin Gormly King Company （2）設立 ： 1902年 （3）本社所在地： 米国ミネソタ州ミネアポリス （4）事業内容 ： 家庭用および業務用殺虫剤の開発・製造・販売 （5）従業員数 ： 106名（2012年11月末現在） （6）社長 ： Steve Gullickson ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1355795277.pdf