2013年01月07日
合同賀詞交換会、「経済再生へ」期待も大きく
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし
高橋恭平・日化協会長

化学業界の2013年は7日に開かれた合同賀詞交換会で明けた。
安倍政権の誕生で景気回復への期待が膨らむなかでの新年会。会場は1200人の参加者で埋まった。

高橋恭平・日化協会長(昭和電工会長)が加盟52団体を代表して挨拶した。まず「保安・安全の確保は化学産業にとって最大の使命であり“市民権”確立の大前提となる」と、安全対策の重要性を訴えた。
続いて昨年末発足した安倍内閣が「日本経済の再生」を政策の前面に打ち出していることを歓迎し「大型補正予算が実現し、金融緩和が進めば日本経済の下支えとなる。企業収益の改善に結びつく」と大きな期待感を示した。
さらに高橋会長は「いかに厳しい環境下にあっても化学産業は、高機能な素材やプロセスをユーザー産業に提供していくマザー・インダストリーであり、世界の発展を支えていかなければならない」と役割の大切さを説いた。

小林喜光・石化協会長
来賓の平将明・経済産業大臣政務官が挨拶し「安倍内閣は金融緩和、財政政策、成長戦略を“3つの矢”にしてわが国経済を回復させ、強い日本を取り戻すといっている。ロケット・スタートを切るといっている。大事なのは民間の各社で、成長戦略など各社がその気にならないとうまく機能するはずがない。マザーインダストリーとしての化学産業への期待はますます大きくなる」と述べた。

乾杯の音頭をとった小林喜光・石化協会長(三菱ケミカルホールディングス社長)も安倍政権への期待は大きいようで「今年は歴史に残る、輝く年になるのではないか」と、檀上で明るい表情。だが、業界にとっての最重要課題はやはり安全対策というところか、グラスを掲げての発声は“ご安全に”だった。会場は割れるような拍手に包まれた。