| 2013年01月24日 |
| NIMS、ナノ細孔を持つフラーレン結晶を世界で初めて開発 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
物質・材料研究機構(NIMS)は23日、無数のナノ細孔を持つフラーレン結晶を世界で初めて開発したと発表した。 フラーレンは、グラフェン、カーボンナノチューブなどと並び、電子材料から医療材料まで幅広い用途が期待されているが、高い性能を出すために高表面積化などの構造を精密に制御することが課題であった。 今回、異なる溶剤を用いてフラーレンの結晶を析出させるという簡単な手法で、無数のナノ細孔と従来材料よりも約10倍高い表面積を持つフラーレン結晶を作り出すことに世界で初めて成功した。 今回開発したナノ細孔を持つフラーレン材料は、電気化学的に活性であり、今後二次電池の炭素電極や、高いホール輸送性を活かしたキャパシタなどに用いることが可能である。また、新しい有機電子材料として電子回路部品、半導体素子などにも用いることができると考えられる。これまでのフラーレンの用途にない新たなマテリアルとしての可能性を秘めている。 |