2013年02月28日
ダイヤニトリックス、アクリルアマイド価格改定
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:ダイヤニトリックス

ダイヤニトリックス(本社:東京都港区、亀井泰徳社長)は、アクリルアマイドの価格改定を実施する。
4月1日出荷分から1キログラム当たり30円(純分)の値上げを行う。

国産ナフサ価格は昨年第3四半期の49,800円/klを底に上昇を続け、足元65,000円/klレベルに達している。

アクリルアマイド事業ではこれまで生産集約化などの合理化につとめてきたが、原燃料価格の上昇はこれを上回っており、収益改善のためには価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

同社は2010年7月、三菱レイヨン(65%)と三菱化学(35%)の両社がアクリロニトリル(AN)関連事業を統合して設立。大竹(広島県)と水島(岡山県)に工場を持ち、ANからアクリルアマイド、各種ポリマーまで一貫生産している。