| 2000年12月08日 |
| 11月のエチレン生産量、前年同月の7.2%減に |
| 1~11月累計も前年を0.5%下回る |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
通産省基礎産業局が8日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、11月のエチレン総生産量は62万9,300トンとなった。前月の実績を0.6%、前年同月を7.2%それぞれ下回っている。3ヵ月連続の前年割れである。 この中では、前年同月に対する縮小幅がこれまでになく大きい点が特に目を引く。98年10月の7.2%減いらいの高い縮小率となる。その要因としては、前年同月にゼロであった定修・運休プラントが今年は1基あった(浮島石油化学・川崎工場の年産39万4,000トン設備)ことと、誘導品の海外相場の急落に対処して多くのセンターが操業率を調整したこと、の2点が挙げられそう。11月の平均稼働率は97.6%であった。ちなみに昨年11月は101.1%であった。 この結果、今年1月から11月までの総生産量は695万7,000トンとなった。前年同期の実績は698万9,000トンであったので、今年の累計は0.5%減ということになる。1~10月まではかろうじて前年同期を上回ってきたが、ここにきてついにマイナス成長に転じたわけ。 最近の減産傾向の広がりからいって、残る12月の生産量が前年同月の69万7,600トンを下回るのは確実と見られる。このため、今年の総生産量が前年の実績(前年比108.7%の768万8,500トン)を割り込むのは避けられそうにない。 |